Home > グラフィック・ホームページ | テレビ・ラジオ | ニュース > ITをつかった日本の成長戦略。孫さんのプレゼンまとめ

ITをつかった日本の成長戦略。孫さんのプレゼンまとめ

ネットビジネスイノベーション政策フォーラム。
孫正義さん(ソフトバンク株式会社/ヤフー株式会社)のプレゼンがとてもわかりやすく、
教育やコミュニケーションの未来を話しておられたのでメモしておきます。孫さんは36:00から。
twitter のハッシュタグは #nbipol 下の動画は、先日のソフトバンク決算説明会。


NBI Kickoff 02/04/10 03:08AM


ソフトバンク決算説明会 2010/02/02

電子教科書を1台2万円を日本の全学生1800万人に普及させると3600億円、
八つ場ダムの建設予算は4600億。これこそが「コンクリートからヒトに」の真の転換。

日本の成長戦略 X IT
日本の成長のためにどうあるべきかという、少し志の高いプレゼンを用意。
日本の成長戦略、これは日本の国のすべての人の願いなのではないか、ITの角度から少し考えてみた。

先日、12月末に鳩山総理から日本のGDPを3%づつのばして、2020年度に650兆円にしたいというビジョンを提示していただいた。このビジョンを実現するために、

環境(50兆円)と健康(45兆円)と観光・地域活性化(10兆円)で合計105兆円。現在のGDP475兆円に105兆円を足しても、ギャップがまだ70兆円ある。このギャップの70兆円を具体的にどう埋めるのかという解説はいままでなかった。そこで、情報立国政策として70兆円を上乗せすることを提言。

環境・健康・観光の3つ成長分野のなかでも最もこのITの部分が多くなる。成長エンジンへの資源の集中が非常に重要。過去10数年で様々な産業の中で唯一、一番伸びているのがこのITの部分。勝ち易きに勝て。成功させるためには伸ばしやすいところを伸ばしていく。国家においてもその話はおなじ。

電子立国から情報立国へ。
1980年代、電子立国と言われていた。電子部品を組み立てるだけでは中国や台湾や韓国に勝てない、これからは、情報立国としてレベルアップが必要。頭脳を伴なうICT立国。

今日はUstreamのほうでストリーミング配信していますが、ファイルが添付されてないというつぶやきがあったので、カメラの方はこのスクリーンの映像をうつしてください。とストリーミング閲覧者を配慮したプレゼンテーション。

 1) 義務教育×IT
 2) 観光立国×IT
 3) 財政再建×IT
 4) 民主主義×IT

Twitter。全世界で利用者1億人以上。孫さん自信も、12月24日にツイッターを使い始め、はじめてインターネットに触れた時の感動をもう一度味わっている。コミュニケーション革命だなということをつくづく実感している。オバマ大統領、鳩山総理。

 1) 義務教育×IT

 先月の25日。私はつぶやいてみました。
 「皆さんは、30年後の教育はどうあるべきだと思いますか?」

多くの反応。1時間で230件のコメント(累計 約1000件)

 答え例:
 「デジタルを生かした教育が、もっとあってもいいと思う」
 「ビジネス的な対応能力を重視」
 「答えを覚えるのではなく自分で考えることに重点をおくべき」
 「社会人教育を充実させるべきだと思います」
 「ゼロから何かを生み出せる人間を」

たったひとつのつぶやきに1000件の叡智が集まった。しかも1円もお金がかかっていない。

 「『学校教育での情報活用』がまずやるべきことだと考えています。」
 「まず30年後の子どもや社会がどうなっているかを考えないと。」

明治5年(1872年)に義務教育が導入。19世紀の農耕社会から20世紀の工業社会に切り替わる時に、教育をパラダイムシフトする必要があった。

工業社会から情報社会にパラダイムシフトされていくのだから、教育のパラダイムも情報社会にあわせてシフトしないといけない。学校で学んだことが情報社会で役に立つような教育体系にすべき。

いままで工業社会では暗記が重視されていた。Googleの村上さんのプレゼンがありましたが、GoogleやYahooを使えば一瞬で情報を検索できる。知りたいことは、検索することによって、いくらでも詳しく・早く・正確に知ることができる。人間の脳細胞を「丸暗記」から開放させて「考えるという」ことに、頭のエネルギーをシフトしないといけない。

 従来型の義務教育:暗記7割+思考3割
 IT義務教育:暗記3割+思考3割

1000件の意見のなかから孫さんが一番感動したもの、

 「もしかしたら『感動を伝えること』のみを命題として全力を尽くすべきかもしれません。」
 ・歴史の感動
 ・社会の感動
 ・自然科学の感動
 ・仲間と共に力を合わせる事の感動
 ・未来の構築に携われる感動

教育は無理やり詰め込んで試練に耐えなくちゃいけないようなイメージだが、本当は人間は興味を持つ、自分の知的好奇心を満たすということはワクワクする、感動をもてるものだというのが本質。

覚えることも大切だが、大事なのはそれをどう活かすか。覚えること自体も感動を経て、脳の根幹のところで覚えたら人々は遥かに記憶する。感動を伝えるのに、紙に印刷した動かない文字で一方向の情報で一番感動する道具として役に立つのか。

例えば、電子教科書。鯨を動画で見れる、鳴き声を聞くことができる。こんな素晴らしい動物を殺しちゃいけない。丸暗記型よりも遥かに役に立つ教育になる。

フルタッチ、モーションセンサー付電子教科書を1台2万円を1800万人の学生全員にタダで配ると3600億円。八ッ場ダムの建設費が4600億円。たった1つダムがなくたって我が国は成り立つ。

日本の子どもたちは、日本の将来、日本の夢であり、日本の活力、日本の宝である。その1800万人の学生たちがこれから日本の50年、100年を支える。そこに投資をすることが日本国家にとって最優先の事項。

 コンクリートから人へ

まさにその通り。子どもたちこそが我が国を支える。
ダム1本の値段で感動のある教育ができる。

一度、渡せれば年間400億ですむ。400億円は、現在の紙の教科書の予算と同じ。毎年はいってくる小学校1年、中学1年生に新機種をあげる。最先端機種を無料でもらえる。

2) 観光立国×IT
音声自動翻訳。iPhoneの自動翻訳アプリ。「東京に行きたい」→「I want to go to Tokyo」

英翻訳iPhoneアプリ Jibbigo音声翻訳。日英音声翻訳。iPhoneに話すだけで自動翻訳した文章&音声を出力。ITの力をつかって日本がアジアのハブになる。自動翻訳。セカイカメラ。GPS&音声ナビ。京都の舞妓さんにもあいに行ける。日本のもてなしの心で感動体験

観光客にiPhoneを貸出→位置情報を活用し情報提供(飲食店・寺社仏閣など)

3) 財政再建
リバースオークション。財政。
事例:大手ハンバーガーチェーンのゴミ袋(4000万枚)。わずか1時間で3000万円削減
事例:官公庁向け展開。ターゲット:各省庁の事務費や一般経費など平均削減率:約20%
埋蔵金、仕分けでちまちま削減するんじゃなく、構造的、継続的に削減しましょう。
リバースオークションによる財政再建。ターゲット:特別会計10兆円の約20%で削減可能性は2兆円。しかも透明性を確保できる。

4) 民主主義×IT
鳩山総理は2010年1月1日より参加。開始後1ヶ月でフォロワー26万人突破。国民的な政治への期待。

オバマ大統領のネット選挙活動(2008年)。SNSの活用、Youtubeの活用、オンライン献金。お金をかけずに電子街頭演説ができる。

 Ustreamでのオバマ大統領就任演説

政治家からアーティストまで幅広い分野での動画配信。ツイッターと連携し視聴者からの投資受付も可能。オバマ大統領の就任演説は全米約10万人にライブ中継

大事なことは、Ustreamは双方向でtwitterのつぶやきが国民が同時に語り合える電子集会ができる。誰もが言論の自由を具現化できる。

せっかく言ったことが編集で継ぎ接ぎされてしまって、言いたかったことと違うということはよくあると思いますが、Ustreamで全部流しておけば国民が承認になってくれる。

次世代型産業構造へ
我々が目指すべき次世代型産業構造は、農業・漁業を補てん金でやるのではなく、その体質を根底からレベルアップして次世代型にする。農業を引き継ぐ若い子どもたちも夢をもって農業に携われる。

農業も漁業も商業もメディアもすべてが、電子化じゃなくて情報化・IT化しましょう。すべての産業を情報立国しましょう。知恵の革命・改革をしましょう。日本国家の基本的な成長戦略。

ネットビジネスイノベーション政策フォーラムキックオフシンポジウムNBI SFC

 主催:慶應義塾大学SFC研究所 ネットビジネスイノベーション研究
 開催内容:
 第一部政策アジェンダのプレゼンテーション(17:30-19:00)
 ■ネットの創造的活用による日本再生についての民間からの提案
 ・村上憲郎氏 グーグル株式会社名誉会長
 ・堂山昌司氏 マイクロソフト株式会社代表執行役副社長
 ・孫  正義氏 ソフトバンク株式会社 代表取締役社長
  ヤフー株式会社 取締役会長
 ■政策立案者(国家)が描く日本のITビジョン
 ・内藤正光氏 総務省副大臣
 ・近藤洋介氏 経済産業省政務官
 ・津村啓介氏 内閣府政務官(IT戦略担当)
 第二部ラウンドテーブル・ディスカッション(19:00-20:00)
 ■ネットの創造的活用のための課題抽出と方向性設定
 ・鈴木寛氏 文部科学省副大臣
 ・國領二郎 慶應義塾大学総合政策学部長
 ・第一部登壇者の方々

記念すべき最初のアクションとして、日本のIT政策を立案する省庁の副大臣・政務次官と、代表的なIT事業者トップにお集まり頂き、ネットの創造的で健全な利用がもたらす未来像と、それを実現させるための課題について、両者が膝を突き合わせて議論をするシンポジウムを開催致します。
ふるってご参加下さいますようお願い致します。

志高く 孫正義正伝 完全版 (じっぴセレクト)
井上 篤夫
実業之日本社
売り上げランキング: 4128
おすすめ度の平均: 4.5

5 孫さんの志が伝わってきた
4 細かい
5 Boys Be Ambitious !!!!
5 わくわくします!
4 リョウ馬の如く

Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y)
津田 大介
洋泉社
売り上げランキング: 209
おすすめ度の平均: 4.5

4 日本での“Twitter”の広がり感を実感するにはうってつけ
4 Twitterの生い立ちから09年末までの動向がわかる
5 一気に読みきれ!
4 twitterの入門〜中級者向き
3 twitterの可能性、社会的インパクトを考察

参考:
ネットビジネスイノベーション研究コンソーシアム シンポジウム「ネットビジネスイノベーション政策フォーラム
孫社長「Ustreamスタジオ作る」 Twitterで即断 ITmedia
ソフトバンクが「ライブ動画配信」へ参入、米Ustreamに出資 サーチナニュース
孫社長、iPadは「素晴らしい製品だ」 ITmedia
孫 正義が情報通信の未来図を語る! 「30年目のデジタル情報革命。 私の心にいつも竜馬がいた」
グーグル名誉会長 村上 憲郎さんご来青!青森県情報ビジネス創造 …
ソフトバンク発表会祭に見る、孫正義の「現実歪曲時間」
「うれしくて仕方がない」──孫社長が語る、Web的なその理由
了解。作りましょう‼ @masason – Twitter
ソフトバンクの孫さんが、超スピードでUstreamスタジオ設立を決定していくまとめ
ネットビジネスイノベーション政策フォーラム 孫正義部分のみ – tamalog
ニッポンのITビジネス 12 孫正義 – マイコミジャーナル
Twitter / 孫正義: 了解。作りましょう‼
孫正義 そん まさよしとは | 略歴・経歴・プロフィール | ソフトバンク
子どもたちが感動をもつためのIT教育、に感動! – ワーキングマザー・ジャーナル

関連記事:

コメント:0

コメントフォーム
Remember personal info

トラックバック:0

このエントリーのトラックバックURL
http://yousakana.com/wordpress/wp-trackback.php?p=7843
Listed below are links to weblogs that reference
ITをつかった日本の成長戦略。孫さんのプレゼンまとめ from 物語を届けるしごと | yousakana blog

Home > グラフィック・ホームページ | テレビ・ラジオ | ニュース > ITをつかった日本の成長戦略。孫さんのプレゼンまとめ

検索
アーカイブ
展覧会
フィード
メタ情報

Return to page top